輸入関税における法的なアンティークの定義とは?

はっきりとした定義はない

アンティークと呼ぶための正確な定義は定められておらず、唯一あるのが1934年にアメリカ合衆国において「製造から100年を経過した美術品、工芸品、手工芸品」とする通商関税法の記録として残っています。この定義は世界貿易機構のWHOでも使用され、加盟国間の取引においてアンティークと証明されたものに関しては関税が掛からないことになっています。また、製造から100年を超えていないアンティークと呼ぶには少し新しい物に対しては、ジャンクやラビッシュ、ヴィンテージと呼びます。ジャンクはがらくたで、ラビッシュはごみを意味するのでこれらと区別する為に年数からアンティークとは呼べないものの素晴らしい家具などに対してはヴィンテージと呼んで区別します。

アンティークとヴィンテージ

アンティークはフランス語で「骨董品」、あるいは「古代」を意味しています。語源はラテン語の「アンティクウス」で、もとは古代ローマなどの貴重な遺跡や遺品などを表していました。それ以外のものは皆ジャンクやラビッシュなどと一緒くたに呼ばれていましたが、100年経っていないだけで非常に素晴らしい家具などを呼び表すためにヴィンテージという言葉を使うようになります。ヴィンテージはワインの醸造年をいい、これから派生して品質の良いワインをヴィンテージワインと呼び、年をヴィンテージイヤーとしています。あまり新しくてもヴィンテージとはされず、製造から30年以上100年以下という目安があります。これらにはバウハウススタイルやアールデコの家具などが該当します。